保護者のみなさまへ

デジタルの普及と震災の影響から、めまぐるしい変化が起こっている昨今。
もう一度、人と人との繋がり、人の温もり、人の力というものが、考え直されています。
長い人生の中で、子どもでいられる時間はほんの少し。この短い時間で吸収されることは、
その後の人生に大きく影響することが研究されています。
アートは自己表現の一つの方法です。
しかしアートと言われると、わけのわらないものという認識もあります。
自分のことを発表しているのに、わけがわからないと言われたら、その先やる気はおきませんね。
幼児期の創作活動で一番大切なことは、「作りながら話すこと」だと思い、この活動をしています。
日本でいう「美術」は、うまくできることや綺麗に描けることを主題に置かれがちです。
そういう主題の中では、会話はできませんし、面白い自己表現には繋がりません。
自分の好きなものを見つけ、自分の手で作ること。
自分で見つけたものを人に話し、さらに想像を膨らませる。
工作を通じて、作る楽しさ、描く面白さを体感し、
自己表現に結びつけて考えられる感性を育みたいと思います。
飯田竜太